薪ストーブにロマンはあるのか?
「実はウチは、薪ストーブがありまして・・・」
と話し出すと、決まってみなさん鼻が膨らみます。
きっとこんな暮らしを想像しているんでしょうね。
確かに、お金持ちなら?新築なら?こうかもしれません・・・
ウチはふつ~のリーマン夫婦。帰ってくるのは夜。おまけに休みの日も仕事にかり出されることが通常営業。
では現実は・・・
○煙は臭いませんか?
●程度の差はあれ臭います。どんなに上手く焚いても扉を開けるたびに煙が部屋に出ます。
○煙で近所迷惑になりませんか?
●なります。風の具合で煙が流れてくると、煙くさいです。幸いなことにウチは丘の上の一軒家なので、問題ありません。しかも、田舎なので、そこら中で刈り取った雑草を焼くのがデフォなので、さらに問題なし。
○薪はどのくらい要りますか?
●部屋の広さによります。ウチでは、一晩でミカン箱一杯使います。毎年、来年の薪がそろうか心配で常に薪のことが頭にあります。
○薪って売ってますよね。
●はい、お金持ちならば「買う」という手もあります。ただし、電気より灯油より高くつきます。そうでないなら、自力で探し出して、運んで割って、積み上げて乾燥させないといけません。
○どんな木がいいんですか?
●今まで最高だったのは「桜」です。独特の臭いで家中に燻製の香りがします。
○どんな道具が必要ですか?
●最低限ですが
ナタ(枝をはらうのに便利 あと、焚きつけの細い薪を作るのに要ります)
剪定ノコギリ(細い枝をはらうので)
斧(最近はきついので、使ってません)
軽トラ(持ってませんが)
といったところでしょうか?
というわけで、今年の我が家も何とかなってます
現在使用中の薪は、銀杏です